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Lake Biwa [TROUT]

中部地方のトラウトアングラーなら気になったことがあるかもしれないターゲット「ビワマス」。
サクラマス、サツキマスの近縁ではあるが、琵琶湖にしか生息しない固有種。
今回は、釣り侍さんとのコラボで、トローリング体験をしてきました。

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湖北の早朝の風景。バサーだった頃は、長浜から海津大崎までの区間によく通ったなぁ。
水中を覗くとネストを守るバスの姿があり、それを陸とボートから狙うバサーがいっぱい。

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今回お世話になったトローリング船です。

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船上に見えるのが、ガイドの近藤キャプテン。

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一気に北湖の沖合、水深の深い部分へ。

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レッドコア2本、ダウンリガー4本の計6本のロッドでシェルスプーンを流します。
ちなみに、一番外側がレッドコア(鉛の芯が入ったライン)で、内側二つが10ポンドの重りでほぼ真下に落としたダウンリガーの仕掛け。これが両舷にあります。

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ポイントか、タイミングかわかりませんが、最初はウグイやキーパー(25cm)以下のビワマスが連発し、ちょっと不安になりましたが、、、

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最初の1本が釣れてからは徐々に調子が上向き、数、サイズとも伸びてきました。

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これでもサツキサイズは十分あります(40cmを軽く超えてます)。

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こいつはすでに50クラス。

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トローリングは、仕掛けを流していると竿にゴンゴンとアタリが出て、向こう合わせでファイト開始なので、子どもでも大物トラウトとのファイトが手軽に楽しめます。

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この日の最大は板マス体型の54cm。

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キャッチ数は28匹(写真は26匹、いけすのチビ2匹をリリース)。

天然の大型トラウトがこんなにたくさん釣れてしまうなんて、、、。琵琶湖の豊かさを感じずにはいられません。
ただ、いくら広大な琵琶湖とはいえ、資源量には限りがあるので、やはり管理が必要でしょうね。
(現在、登録した人でなければトローリングは行えませんし、ガイド船では1日30尾/船以内の自主制限も行われています。)

「こんな釣りもあるんだな」と、とても良い経験になりました。
コストがかかるので、そんな頻繁にいける釣りではありませんが、機会があればまたやってみたいですね。

帰宅後、近所にお裾分けしてから、自宅用の魚を捌きにかかります。

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流石に、4本捌くのは大仕事です。小さい奴はそのまま子どもの好きな塩焼きに。
小さくても脂がけっこうのっていました。

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大きな奴は3枚におろして、頭部と背骨周りを塩焼きに。
背中の身が厚い部分をお刺身にしました。

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個体によって身の色がずいぶん違います。
どちらも50cmくらいの個体なのですが、赤身の方がやや小ぶりで細身の個体、白っぽい方が体高があって太い個体でした。(どうやら魚食性の強い個体は身が白くなるようです)
刺身には、赤身の方が味がしっかりしており個人的には好みですが、白っぽい方が脂は多いです。

釣りでも、食事でも、ビワマスをしっかりと堪能できました。
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